
別名:グラフィックボード、グラフィックカード、グラフィックアクセラレーター、グラボ、VGA
このコーナーでは少しだけ詳しくグラフィックボードについて解説致します。
かなり省略した簡単な説明は、各種性能を一覧で簡単に説明した「STEP2 パソコンの各種性能を理解する」をご覧ください。
実際に目で見る画面を映し出しているのはディスプレイですが、ディスプレイは命令通りに表示しているだけに過ぎず、命令が無ければ何も映りません。
その命令を出す機械が、グラフィックボードです。
グラフィックボードがパソコン上で処理する必要があるデータは2種類存在し、「2D(平面)と3D(立体)」です。
しかし、2Dに関しては、どんなに低レベルのグラフィック処理能力でも要求されるレベルの方が低くなっているため、極端に古くなければ気にかける必要はありません。
ですので、グラフィックボードで差が大きく出る部分は「3D処理能力」と言えます。
これは、グラフィックボードにより処理速度にかなりの差が出ます。
3D処理に関しては、関係がある人(3Dを扱う人、多くのパターンは3Dのゲーム、3Dコンピューターグラフィックスなど)はとてもよく3Dを使いますが、使わない人(ゲームなどそういった3D処理をしない人)にとっては全く使わない部分になると思います。
※2008年01月追記:WindowsVistaが発売され、WindowsAero等の3D処理を必要とする機能を備えていまので、3Dに関する処理が若干要求されます。
現在、一般に販売されているパソコンは、グラフィックボードが取り付けられているケースは少なく、「チップセット(パソコンのメイン基盤上のチップ)に内臓されたグラフィック機能」を使っている場合が非常に多いです。
そもそもチップセットがグラフィック専用の機械ではなく、オマケのように処理しているため性能的には「低い」です。
しかしながら、上記でも述べたように、それでも2D処理に関しては十分です。
3Dを使わない人にとっては、チップセットに内臓されたグラフィック機能で大丈夫です。
グラフィックボードには、画像などを処理するコア(中心)ともいえる「GPU」、グラフィックチップがあります。
多くの人は、グラフィックボードを購入する際にはこのグラフィックチップを気にかけるのではないでしょうか。
なぜなら、このGPUにより、そのグラフィックボードの性能のほとんどが決まってしまうからです。
あくまでも簡単に、ですが、このグラフィックチップの種類について解説致します。
しかし、その種類を見てもよくわからないと思います。それは当然です。
あまりにも種類が多すぎて、その場その場で調べないと、私にもわけがわかりません。
ただ、一つ言える事は、当然の事なのですが「買う時に値段が高いものほど良い」という事です。(高いお店で買ってしまった場合は別です)
それでは、上記をふまえて、現在、グラフィックチップを作っている主流メーカーは「nVidia」と「AMD」(旧ATI)があります。
下のリストは、下にいくほど最新のクラスになり、右に行くほどランクが高いと言えます。
下のリストは全てのモデルを掲載しているわけではありません、目安程度に見てください。
また多くの場合、一つ前の上位モデルは最新の下位モデルより高性能です。
また、英文字の間に「,」がある場合、それらのモデルが個別に存在し、右にいくほど上位モデルです。
nVidiaは、「GeForce」シリーズを作っており、GeForceの後に英数字が付きます。
AMDは、「RADEON」シリーズを作っており、RADEONの後に英数字が付きます。
重ねて言います。上記は把握出来なくて構わないのです。「へー、そんなにあるんだ」で十分です。
両社は互いに競い合っており、コストパフォーマンス(価格)も性能も甲乙(優劣)付ける事が難しいです...私は、なんとなく...nVidiaが好きかも...しれません。しかし、我が家のパソコンはnVidiaとAMD、半々ぐらいの割合です。
グラフィックボードには、画像などの計算(処理)しているデータを一時的に保存するためのメモリを搭載しています。
「チップセットに内臓されたグラフィック機能」の場合、このメモリはパソコン本体のメモリから占有する形になります。
BIOSという、パソコンの電源を入れるとまず最初に動き出し、ハードディスクやCPUを読み込んだりする最も基礎となる部分があり、そのBIOSの設定でどれだけのメモリを割り当てるか設定出来る場合もあります。当然、その分パソコンのメインメモリが減ります。
グラフィックボードを取り付けている場合は、そのメモリがグラフィックボード自体に取り付けられています。
グラフィックボードの商品の箱や使用説明書に書いてある場合も多いです。
このメモリは、出来れば多い方が良いです。(それに伴い代金も上がるため、お財布と相談ですね)
グラフィックボードの接続方法は、幾つかパターンがあります。
現在の主流はパソコンのメイン基盤(マザーボードと言います)の「PCI-Express x16 」という差込口に接続します。
他には、「AGP」「PCI」「PCI-Express x1」という差込口の場合もあります。
これらは、より多くのデータを、より短い時間で転送出来るよう、開発されてきた差込口たちです。
「PCI → PCI-Express x1 → AGP → PCI-Express x16」という順番で早いので、現在はPCI-Express x16が主流に―、というわけです。
この差込口が異なるグラフィックボードを購入してしまうと、全く取り付ける事が出来なくなってしまうため、自分のパソコンのメイン基盤の差込口がどれなのかよく確認しましょう。

グラフィックボードとディスプレイを接続する方法(接続端子)は、アナログのVGA接続 または デジタルのDVI接続 この2種類があります。
後発なデジタルのDVI接続は、今の平均的な画面サイズより、もっと画面が大きくなったりしてゆくと、差が出てくるかと思いますが、現状ではどちらが良い、悪いという事はありません。
また、ほとんどのグラフィックボードに、テレビと等と接続するためにS-VIDEO端子やコンポーネント端子が付いています。

グラフィックボードは、熱を持つ機械としても知られています。
そのため、グラフィックボードに直接ファン(扇風機)やヒートシンク(奇妙な形の金属)が取り付けられています。
もし出来る限り静かなグラフィックボードを取り付けたパソコンを作りたいのであれば、ヒートシンクタイプ(サイレントタイプ)を選ぶようにしましょう。
但し、パソコン内部の空気が流動していない場合は注意しましょう。ヒートシンクからの温度が外部に逃げ切れません。
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